今日は蜷川幸雄氏演出作品
ゴールドシアターを見ました。
演目『95キロと97キロのあいだ』(清水邦夫氏作品)
ゴールドシアターは、団員55歳以上!
50代から90代までの劇団!!!
今回は、NINAGAWA STUDIOの若手俳優の方々も
加わり、昭和、平成、入り乱れての一大劇。
鑑賞2回目ですが、
凄い!
彩の国さいたま芸術劇場の、大稽古場での本番です。
舞台と客席に段差がないから、
「劇」の空間と、近い!!!!目の前2センチ。
ど迫力☆(・w・)
蜷川先生の作品は、日本の脚本のものは、
戦争などで亡くなったかたの黄泉の国と
現代とが、日常のある瞬間に、
突然に交差してしまう…という
お話が多く、
ほんとに目の前2センチで見てるのに、
「あれ?」と目をこすってしまうほど、
不思議な世界が繰り広げられます。
団員さんたちの、鬼気迫る演技、ほんとうに凄いです。
普段は、たとえば、孫には、
優しいおじいちゃんやおばあちゃんなのでしょうが、
舞台の上では、俳優さんと女優さん、
かっこよくて、威厳があって、凛として居て、
渾身の演技であって
(戦争のシーンは体験者の方も大多数だから
とても演技と思えない。)
気迫に飲まれました。
最後の最後に、効果音楽として
デイドリームビリーバーが使われていたのも最高でした!!!
帰り際、
「頑張ってくださいね!」と、男優さんが握手してくださって、
そのかたは、70代くらいでしょうか、ダンディーで、
杖をついていらして、杖は、小道具じゃなくて、
本当についていらっしゃるんですね、
「私も足が悪いけど、なんでもできる!
あなたも頑張ってね!頑張るんだよ!!!!!」
と、(腹式呼吸みたいなもの凄く通るお声で)
声をかけてくださいました。
障害のある人も高齢のかたも、
そして若くてバリバリ動ける健常の人も
みんな根本はきっと同じで、
「自らが、最期の最期まで、
人生の主役として生きる。
<今>を生きる。
人生に、悔いを残さない。」
こんな思いのやり処を、
誰もが心の奥底に求めていて、
それを作り出してゆくことが、
文化・芸術の真価なのではないかと思いました。
ちょっと話がそれますが昨日
スポーツニュースをかけていたら
サッカーのオシム元監督が出ていて、
齢67歳、日本サッカーの指導者に復帰なさり、
インタビューで
「私だって、ベンチに腰をおろしたいけど、
それはエキサイティングじゃないでしょ?
休みたい気持ちもあるが、
ベンチで死にたくない気持ちもある」
と、語ったそうですね!
そんな魂にも相通じるものがあるな、と、
思いながら今日の観劇だったので、
感動もひとしおでした。
「ベンチで死にたくない」
これって、
ほんとに多くの人に通じる思いではないかと思う。
ゴールドシアターは、演劇でやっている、
「ベンチで死なないこと」の実践であり、
「人生を主役として生きる」ことの実践であり、
障害をもつ当人の暮らしでも
家族や介助さんにひっぱられて生きるのではなく、
<お世話する側・される側>の<される側>ではなく、
「自らが、主体的に生き、<今>を生き、自己実現をする」
ということは、ある種、生涯のテーマであるし、
身近に感じることなので、
ゴールドシアターの、渾身、魂をぶつける演劇空間に
感動をいただいてきました。
5回も6回も、ほんとに「数えきれない」回数の、
カーテンコール、スタンディングオベーション、
私は立てなかったので、右手を上に上げていられる限界まで、
痛くなっても頑張って、肘を伸ばして、
両手を胸より上に掲げて、思い切り拍手をしてきました。
… …立てなくて日常でひとつだけちょっとツラいかなと
思うことは、コンサートや演劇を見に行って、
感動しても立ち上がれないことだね。
ほんと、日常でこのひとつだけだね。
出てるときは歌ってるからあんまり考えてないしね。(^▽^)
素敵でした。
素敵なものにはたくさん触れたほうがいいよね☆
人間は、
争いも作るけど
希望も作る。
希望のほうを見ていたい、と思いました☆
おやすみなさい。
だっこ
» ドリームアート・チャレンジドアーティストプロジェクト
コメントする